2018-01-08
あなたには見えますか?
【個展開催のお知らせ】
「FUTURE CLASSIC:未来の古典」
自由が丘もみの木画廊
2018年1月12日(金)‐1月20日(土)AM11:00-PM19:00 会期中無休
※ 最終日のみ 11:00-17:00
〒158-0083 東京都 世田谷区 奥沢6-33-14もみの木ビル201 東急大井町線・東急東横線 自由が丘駅 下車徒歩4分
Tel.03-3705-6511/Fax.03-3705-2515
2018-01-03
個展【Future Classic】への思い―タイトルについて
今月12日からスタートする私の個展、「Future Classic:未来の古典」
「Future」—未来
「Classic」—古典
今回の個展につけたタイトルだ。
私はそもそも矛盾したものが共生している状態が大好きだ。一見、対立する意見を出し合うことによって、新たな答えが見つかるという考えを好んでいる。
私の人生にとって、矛盾のなかで、より良い答えを探し続けることは、生きることのテーマとなっている。
矛盾について考えるきっかけとなったのは、「人は必ず死ぬのになぜ生きるのか?」という大きな生命の矛盾に触れたことだ。大きすぎる命題に7歳の頃に出会い、そこから現在の私まで思考が続いていく。
私は7歳の頃に通り魔にあい、奇跡的に助かった。1985年の冬のことだ。
通り魔にあっても幸いなことに無傷であった私は、次の日、いつもと変わらず学校へ行った。
教室のドアを開けると、私の事件をテレビで知っていたクラスメイトたちが口々に、
「死人が来た!死人が来た!」
と連呼した。子供というのは、残酷なもので、全く悪気なく私をからかっていた。
先生は、すごい剣幕で
「やめなさい!」と、彼らを叱った。突然見知らぬ男に刃物を向けられたその一瞬と、その後の警察の事情聴取。クラスメイトとの一連の出来事は私に、生死について考えるきっかけと、ある身体感覚を与えてくれた。
それは、人は生きながら死に。生と死は並存して存在するもので、生きている現在、死もまたそこに存在するという感覚だ。私もかなり大人になるまでこのことは、話すこともできなかったが、こうしておおっぴらに話すことができるというのは、ある種、乗り越えたということなのだろう。
画家となり、私は矛盾への思い、思考を「メカ龍」に込めるようになった。機械‐西洋と、龍‐東洋との相反するものの融合と反発。
やがてメカ龍の背景にひしめくグリッドを描き、視覚の錯視現象であるトロクスラー効果‐色の消失現象‐を起こす絵画「Gridragon」を描くようになる。
それが今回の個展のメインとなる作品だ。
龍の顔を凝視すると、左右に描かれたショッキングピンクが錯視により消えてゆく絵画。
絵画を見ようとすればするほどに、消えていってしまう。まさしく、矛盾した世界。
「人は自ら見ようとしている世界を見ている」とも取れるし、「人が見ようとすることは、見ないこと」とも取れる。私の人生のテーマを凝縮した世界だ。
矛盾に満ちた世界の中で、自分なりの答えを見つけ出していくこと。人は必ず死ぬのに生きていく。「Future」と「Classic」。一見対立するかのごとくみえる言葉をつむぎあわせることにより生まれた「Future Classic」という言葉は、私の希望だ。
アウフヘーベンとも言われるその考えは、人間が「未来」を生み出す行為だ。しかし、その行為自体は、過去未来関係なく永遠に紡がれていく「古典」的で大切な姿勢である。
そんな思いを、個展のタイトルに私は込めた。
2017-12-21
【千葉市美術館 北野恒富展関連ワークショップ 素材で遊ぶvol.1 岩絵具】
12月16日、千葉市美術館にてワークショップの講師を担当させていただきました。
開催中の、日本画家・北野恒富展に合わせ、初めての人も岩絵具を触ってみよう、という二時間あまりのイベントで、幅広い年齢層の方々がいらして下さいました。
はじめに、岩絵具が、鉱物を砕いて作られた粉末であること。動物の皮から作られる「膠(にかわ)」を溶かして接着剤として使用することなど、基本的なお話を。
実際に、赤や青の岩絵具を、膠で溶いてみます。ざらざらだった粉末が、どんどん膠と混じり合いとろみのある触感になり、皆様新鮮な面持ちでした。
本番の色紙で作品を作る前に、試し書きの紙に、線を引いてみます。日本画の古くからの技法でもある「たらしこみ」も行いました。絵具が水によってにじみ、不思議な表情が生まれます。
本番は、北野恒富の美人画から参照した着物の模様を下絵として色紙に写し、作品を作りました。下絵の裏を鉛筆で塗りつぶし、ボールペンでなぞって転写します。思い思いに絵具を使って、彩色していきました。
最後は、完成した色紙を並べてお披露目会。作品をお互いに見せ合い、話し合うことで、笑顔が溢れました。
参加者の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。短いお時間でしたが、とても楽しく講師を行わせていただきました。
開催中の、日本画家・北野恒富展に合わせ、初めての人も岩絵具を触ってみよう、という二時間あまりのイベントで、幅広い年齢層の方々がいらして下さいました。
はじめに、岩絵具が、鉱物を砕いて作られた粉末であること。動物の皮から作られる「膠(にかわ)」を溶かして接着剤として使用することなど、基本的なお話を。
実際に、赤や青の岩絵具を、膠で溶いてみます。ざらざらだった粉末が、どんどん膠と混じり合いとろみのある触感になり、皆様新鮮な面持ちでした。
本番の色紙で作品を作る前に、試し書きの紙に、線を引いてみます。日本画の古くからの技法でもある「たらしこみ」も行いました。絵具が水によってにじみ、不思議な表情が生まれます。
本番は、北野恒富の美人画から参照した着物の模様を下絵として色紙に写し、作品を作りました。下絵の裏を鉛筆で塗りつぶし、ボールペンでなぞって転写します。思い思いに絵具を使って、彩色していきました。
最後は、完成した色紙を並べてお披露目会。作品をお互いに見せ合い、話し合うことで、笑顔が溢れました。
参加者の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。短いお時間でしたが、とても楽しく講師を行わせていただきました。
2017-12-13
個展「FUTURE CLASSIC:未来の古典」開催のお知らせ
【個展開催のお知らせ】
大浦雅臣個展
「FUTURE CLASSIC:未来の古典」自由が丘もみの木画廊
2018年1月12日(金) ‐1月20日(土) AM11:00-PM19:00 会期中無休
※最終日のみ 11:00-17:00
2年ぶりとなる個展を開催いたします。現在、展示へ向けて鋭意製作中です。
作家在廊日は、追ってツイッター等で告知させていただきます。
HPトップから展示おしらせDM(上記二枚の画像)とプレスリリースのPDFをダウンロード可能です。
また、今回の個展では、
紫雲山 瑞聖寺のご住職・古市義伸氏のご厚意により、2018年に奉納予定のメカ龍衝立作品も先行して展示いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
大浦雅臣個展
「FUTURE CLASSIC:未来の古典」自由が丘もみの木画廊
2018年1月12日(金) ‐1月20日(土) AM11:00-PM19:00 会期中無休
※最終日のみ 11:00-17:00
2年ぶりとなる個展を開催いたします。現在、展示へ向けて鋭意製作中です。
作家在廊日は、追ってツイッター等で告知させていただきます。
HPトップから展示おしらせDM(上記二枚の画像)とプレスリリースのPDFをダウンロード可能です。
また、今回の個展では、
紫雲山 瑞聖寺のご住職・古市義伸氏のご厚意により、2018年に奉納予定のメカ龍衝立作品も先行して展示いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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