最近、外をなにげなく歩いていても、春になり芽吹くつぼみや植物を美しいと感じるようになってきた。
感覚が変わったのかもしれない。
生命力というものを、こと強く感じるようになってきた。
光を浴びてうねる葉や花の形、色味。特に色は以前に比べて様々な色味が見えてくる。
世界はこんなにも美しいのかと思う。
あまりに美しく見えるこの世界に、私はもうすぐ死ぬのかしら?と思ったりもする。
絵画でそれを素直に描こうという誘惑にかられたりもするが、私は「絵画でしかできない何かをつくること」が信条なので、世界はこんなにも美しいと、ただ思ったりする。
世界はただただ美しい。